レアル自慢の3トップが崩壊　5月4日の第2戦に「間に合うことを祈る」

　レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が、26日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ（CL）準決勝のマンチェスター・シティとの第1戦で欠場したエースFWクリスティアーノ・ロナウドとカリム・ベンゼマの、本拠地第2戦での復帰を願った。衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

　エティハド・スタジアムで行われた初戦でレアルの看板3トップ「BBC」のうち、ピッチに最後まで立っていたのはウェールズ代表MFギャレス・ベイルのみだった。マンチェスター入りしていたロナウドはメンバー外となり、ベンゼマは先発するも前半のみでベンチに退いた。

「どちらも2試合目にはコンディションが間に合うことを祈っている。これは単なるアイデアにすぎない。現時点では明言できない。様子を見るつもりだ。彼らの様子を1日ごとに見ることにする」

　ジダン監督はこう語った。ロナウドは右太ももを痛めて、23日のリーグ第35節ラージョ・バジェカーノ戦を欠場。ベンゼマもラージョ戦で膝を痛め、途中交代となっていた。

　指揮官は試合前日の会見で「BBC」トリオの同時先発を予告していたが、それはチリ人の名将でかつてレアルを率いたマヌエル・ペジェグリーニ監督との駆け引きだったようだ。