イブラヒモビッチ、ミランとの契約延長に言及 「マルディーニが望めば俺はいる」
今季限りで契約満了となるなか、「マルディーニ次第」と残留が基本線の姿勢
ACミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、イタリア国営放送「RAI」の番組「ケ・テンポ・ファ」に出演。注目される来季の契約延長については、「マルディーニが望んでくれれば」と話した。
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イブラヒモビッチは昨年1月、前所属の米MLS(メジャーリーグサッカー)ロサンゼルス・ギャラクシーとの契約満了に伴い、約7年ぶりにミランへ復帰した。この時に尽力したのがミランのレジェンド的な存在である強化部門の元イタリア代表パオロ・マルディーニ氏だとされた。昨季限りでステファノ・ピオリ監督の交代とともにチームを離れるという報道もあったものの、両者は残留している。
そのマルディーニ氏の動向次第で、イブラヒモビッチも昨季限りで退団する可能性が指摘されていただけに、今年6月までとなっている契約の延長についてカリスマストライカーは、「様子を見てみよう。マルディーニ次第だ。彼が望んでくれれば、俺はそこにいる」と、自分からチームを離れる考えはないと話している。
イブラヒモビッチは現在のピオリ監督が率い、若手が多い顔ぶれのミランに対して強い愛情を持っているという。
「俺はズラタンで、多くの責任を持つリーダーだと感じている。このチームは唯一のもので、彼らとともに強い情熱を持っている。多くのことを教えたいし、ガイドのようでありたい。俺が何かを話せば、彼らは『分かった、そうする』という。ベローナ戦(7日、欠場)の日もチームと一緒にいたかった。彼らと一緒にいない日々は、子供たちと一緒にいない日のように感じる」
まさに、経験豊富なチームリーダーとしてイブラヒモビッチがチームに君臨していることが伺われる。昨季後半戦は、イブラヒモビッチ加入からは優勝したユベントスと同等の成績を残し、今季は年明けからやや苦しんでいるものの、前半戦は首位を走り今も優勝争いをしている。
10月で40歳になるイブラヒモビッチだが、マルディーニ氏はどのような決断を下すことになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)