宿敵撃破のマンU監督、“左サイド疾走弾”のDFショーを絶賛 「アンストッパブルだ」
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“マンチェスター・ダービー”に2-0勝利、スールシャール監督が2点目のゴールを称える
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間7日の“マンチェスター・ダービー”を2-0で制し、宿敵マンチェスター・シティの公式戦連勝記録を「21」でストップさせた。オレ・グンナー・スールシャール監督は圧巻のゴールでチーム2点目を決めた左サイドバックのイングランド代表DFルーク・ショーのパフォーマンスを大絶賛した。
敵地エティハド・スタジアムに乗り込んでのダービーマッチ。ユナイテッドは開始1分足らずでフランス代表FWアンソニー・マルシアルがドリブル突破からPKを獲得。これをポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスがきっちりと決め、早々にリードを奪った。
そして1-0で迎えた後半5分、GKディーン・ヘンダーソンの高速スローイングを受けたショーがワントラップでマーカーを外してそのまま左サイドを疾走。ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネも振り切り、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとのパス交換でペナルティーエリアに侵入すると、そのまま左足のシュートをゴール右隅に流し込んだ。
今季初ゴールが重要なダービーでの得点となったショー。チームで不可欠な存在となっているレフティーを指揮官も絶賛した。英紙「ザ・サン」によれば、スールシャール監督は「BBC」のインタビューで次のように語ったという。
「ウォームアップが終わるまで、彼はプレーできるかどうか大きな疑問が残っていたんだよ。ルークのパフォーマンスは最高だった。彼はアグレッシブで、彼と1対1で対峙するのは難しいだろう。前線に走った時の彼はアンストッパブルだ。彼はとても良くなっている。我々も彼の活躍を喜んでいる」
ショーの活躍もあって上位直接対決を制した2位ユナイテッドは勝ち点を54に伸ばし、首位シティとの勝ち点差を11に縮めた。残り10試合での大逆転に向けて望みをつないだ。