終盤にレアル攻勢もマンC守護神が好セーブ連発! CL4強第1戦は均衡破れずスコアレスドロー

C・ロナウド欠場 両者とも攻撃のキーマンを失い決め手を欠く

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝マンチェスター・シティ対レアル・マドリードの第1戦は、0-0のスコアレスドローに終わった。お互いに失点のリスクを回避したなかで試合終盤にレアルが攻勢をかける場面もあったが、FWクリスティアーノ・ロナウドの欠場、そしてシティGKジョー・ハートのスーパーセーブ連発もあって均衡は破れずに終えた。

 この日、レアルのロナウドは遠征メンバーに入ったものの、ジネディーヌ・ジダン監督がリーガ第34節ビジャレアル戦でオーバーヘッドキックを敢行した際に痛めた右太もも裏の状態を懸念。ベンチにも入らなかった。

 試合は序盤から、両チームがタフなせめぎ合いを見せる展開となった。ホームのシティはMFケビン・デ・ブライネやMFヘスス・ナバスらを中心に攻撃の糸口を探す。一方のレアルはロナウドを欠いたこともあってか守備に重心を置き、両チームの前半のシュート数はともに2つに終わった。

 そんななかで同38分、シティにアクシデントが起きる。攻撃のスイッチを入れる役割のMFダビド・シルバが右太もも裏を痛めてFWケレチ・イヘアナチョと交代せざるを得ない状況となった。一方のレアルも、先週末のリーグ戦で膝に違和感を持ったFWカリム・ベンゼマを、前半いっぱいでベンチに下げた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング