「レバンドフスキがハーランドに勝利」 ブンデス大一番の両エース競演に現地注目
バイエルンがドルトムントに4-2勝利…レバンドフスキはハットトリック、ハーランドは2得点
バイエルン・ミュンヘンとドルトムントによる直接対決「デア・クラシカー」が現地時間6日に行われ、王者バイエルンが4-2で逆転勝利を飾った。ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキとノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドによるエース対決の構図で注目されていたが、こちらもブンデスリーガ得点王のレバンドフスキが貫禄の勝利となった。
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序盤はドルトムントが一気に攻勢を仕掛ける。前半2分にハーランドがミドルシュートを決めて先制し、その7分後には再びハーランドがネット揺らし、試合開始わずか9分でドルトムントが2点のリードを奪った。
しかし、すぐにバイエルンが盛り返す。同26分にレバンドフスキが反撃の口火を切るゴールを決めると、同44分にはPKも決めて同点。両エースがドッペルパック(2得点)を達成した。
試合の行方を左右する次の得点が決まったのは後半43分だった。バイエルンMFレオン・ゴレツカがこぼれ球を右足で叩き、ゴール左隅へと流し込んだ。同45分にはレバンドフスキがダメ押しのミドルシュートを決め、バイエルンが鮮やかな逆転勝利を収めた。ブンデスリーガ公式サイトは「レバンドフスキがハットトリックで2得点のハーランドに勝った」と両エースにスポットライトを当てて、結果を報じた。
記事によれば、レバンドフスキは対ドルトムントのリーグ戦14試合で20得点。相変わらずの古巣“キラー”ぶりを発揮している。そして今季は第24節終了時点(23試合出場)で早くも大台突破で31得点。自己最多記録で3シーズン連続得点王を獲得した昨季の34得点も目前となっている。
また、ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルも「ハーランドの2得点でもアンストッパブルのレバンドフスキ相手には十分ではなかった」と2人の“直接対決”を強調して試合のハイライト映像を公開した。ハーランドも今季19試合出場で19得点と驚異的なペースで得点を決めてゴールランキング2位につけるが、レバンドフスキとは12得点差がついている。
レバンドフスキが牽引するバイエルンは2連勝を飾り、RBライプツィヒと2ポイント差の首位をキープした。一方、敗れたドルトムントはバイエルンと16ポイント差で6位となっている。