39歳イブラヒモビッチ、EUROに参戦? 代表復帰説が浮上と母国メディア報道
今月のW杯予選と国際親善試合に向けてアンデソン監督が招集を検討か
イタリア・セリエAの名門ACミランに所属する39歳の元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチに、代表復帰説が浮上している。母国メディア「FotbollDirekt」が報じている。
イブラヒモビッチは2016年の欧州選手権(EURO)を最後に代表引退を宣言している。そのカリスマストライカーが、3月に予定されているカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選のジョージア戦とコソボ戦、エストニアとの国際親善試合に招集される可能性が高まったという。
現在は2月28日の試合で負傷したために離脱しているが、今月18日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)のマンチェスター・ユナイテッド戦に復帰できれば、代表招集にもGOサインになるだろうとの見通しが報じられた。
現在スウェーデン代表を率いるヤンネ・アンデソン監督は、昨年11月にミラノでイブラヒモビッチと会談し、代表復帰への意欲を確認しているという。それが実現すれば、1年延期となった大舞台のEURO2020ではスペイン、ポーランド、スロバキアと同居するスウェーデンにとって大きな戦力になるだろう。
一方で、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、この動きを「終盤戦にリーグ優勝、少なくともUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うミランにとって、イブラヒモビッチに過密日程が訪れるのは歓迎と言えない複雑なもの」ともレポートした。
昨年1月のミラン復帰以来、欧州のサッカーシーンで再び存在感を増しているイブラヒモビッチ。6月のEUROへ出場となれば、サッカーファンのさらなる注目を浴びることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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