決定機を逃した南野…悔しさ露わの瞬間に英注目 「自分自身が信じられない様子」

サウサンプトンMF南野拓実【写真:AP】
サウサンプトンMF南野拓実【写真:AP】

復帰戦で先発した南野の決定機逸に「3-0にできたはずのビッグチャンスを逃した!」

 サウサンプトンは現地時間6日、敵地でのプレミアリーグ第27節シェフィールド・ユナイテッド戦で2-0と勝利を収め、リーグ戦10試合ぶりの白星を飾った。故障からの復帰戦で先発出場した日本代表MF南野拓実がビッグチャンスを逃した場面を受け、英メディアは「自分自身が信じられない様子だった」と取り上げている。

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 移籍後2ゴールを決めている南野だが、2月23日に行われた第18節延期分のリーズ・ユナイテッド戦(0-3)で途中出場した際、ハムストリングを痛めていた。第26節エバートン戦(0-1)は欠場したものの、今節シェフィールド戦では早くも先発に名を連ねた。

 サウサンプトンは前半32分、獲得したPKをイングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズが決めて先制。後半4分には途中出場のFWチェ・アダムスが豪快なボレー弾で追加点を奪う順調な試合運びを見せる。そして、2-0で迎えた同25分に南野に最大の決定機が訪れる。

 左サイドを駆け上がったDFライアン・バートランドがグラウンダーのクロスを入れると、走り込んだアダムスがスルーを選択。相手DFを引きつけたことで、ゴール前に構えていた南野はフリーでボールを受けたが、左足のダイレクトシュートはわずかにゴール左を逸れてビッグチャンスを仕留めきれなかった。

 外した瞬間、悔しさを露わにした南野だが、英衛星放送「スカイ・スポーツ」は公式ツイッターで、「ミナミノが3-0にできたはずのビッグチャンスを逃した! 枠内から逸れたことに、自分自身が信じられない様子だった」と報じた。

 残りのシーズンを踏まえると、得失点差も重要な要素となってくるだけに、追加点を決めておきたい場面だった。

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