CL公式が磐田MF遠藤保仁に熱視線! 「欧州クラブ未所属の名手3人」に選出
CL公式インスタグラムが大会未経験の遠藤、アブトレイカ、セニの写真を投稿
J2ジュビロ磐田の元日本代表MF遠藤保仁は、2月28日に行われた今季開幕戦のFC琉球戦(0-1)で22年連続の開幕スタメン出場を果たした。試合には敗れたものの、後半にはポスト直撃となるFKを放つなど、41歳となった今も卓越した技術は錆びついていないが、そんな偉大なベテランMFにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)公式インスタグラムが、「欧州クラブ未所属の名手3人」として注目している。
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遠藤は1998年に横浜フリューゲルスでプロデビュー。クラブ消滅により翌年からは京都パープルサンガ(当時)、2001年からはガンバ大阪で20シーズンにわたってプレーした。昨年10月に出場機会を求めて磐田への期限付き移籍を決断し、J2リーグで15試合2得点。レンタル期間を延長し、今季も磐田でJ1昇格を目指す戦いに身を投じている。
そんな日本が誇る天才司令塔は、日本代表歴代1位の国際Aマッチ152試合出場を誇り、2010年南アフリカ・ワールドカップでは華麗なFKを叩き込むなどベスト16進出に大きく貢献したことで、世界からも注目を集める存在となった。遠藤自身は昨年のFIFA公式サイトのインタビューで、海外クラブからのオファーがあったことを認めながらも、日本に残ることを決めた経緯を明かしていた。
現時点では国内クラブのみでのキャリアとなっている遠藤だが、その存在は欧州最高峰の舞台であるCLからも注目を浴びているようだ。CL公式インスタグラムは「彼らがヨーロッパでプレーしたとしたら、誰がUCLで活躍したでしょう?」と綴り、磐田のユニフォームを着た遠藤を、元エジプト代表MFモハメド・アブトレイカ、元ブラジル代表GKロジェリオ・セニと並べて紹介。“エジプトのジダン”と呼ばれたアブトレイカは一時UAEのバニーヤースに所属したが、キャリアの大半を母国で過ごし、GKながらゴールを量産したセニは名門サンパウロ一筋で現役を引退した。
いずれも欧州クラブに在籍しなかったものの、母国で英雄的存在となった3人。遠藤は世界トップレベルの大会から、輝かしいキャリアを認められる1人のようだ。