納得の移籍金が支払われれば流出容認か

　ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェに続く”裏切りの移籍”はもはや不可避の情勢だが、ヴァツケ氏はサポーターに寛容な心を求めている。

「フンメルスの移籍を阻止することは狭量に思える。ドルトムントのために8年間プレーしてきた人間が28歳に近づき、自分の状況を考えることについて受け入れなければいけない。もしも、（獲得を狙う）クラブが大金を払わないのであれば、彼はドルトムントと契約がある。ドルトムントでのプレーを継続することに、彼にはなんの問題もないと思う」

　ヴァツケ氏はこう主張している。バイエルンがドルトムント側の納得のいく移籍金を支払うのなら、フンメルスの”禁断の移籍”が実現することになる。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images