リバプールは「理由不明で混乱」 相手選手の“ハンドPK疑惑”に英物議「理解不能」
リバプールはチェルシーとの大一番で0-1敗戦、相手MFカンテのハンド疑惑に英メディア注目
リバプールは現地時間4日、プレミアリーグ第29節でチェルシーと対戦し、ホームで0-1と敗れた。本拠地アンフィールドで泥沼の5連敗を喫したなか、英メディアは相手選手のハンド疑惑について「PKではなかった理由が理解不能」と取り上げている。
6位のリバプールは5位チェルシーと、トップ4争いの命運を分ける大一番に臨んだ。前半はアウェーチームが押し込む展開に。前半24分にチェルシーFWティモ・ヴェルナーがネットを揺らすも、これはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によりオフサイド判定に。それでも同42分に相手MFメイソン・マウントに先制点を許してしまう。
後半はリバプールが攻勢に出る。後半3分、ペナルティーエリア右からブラジル代表FWロベルト・フィルミーノがクロスを入れると、両手を上げていた相手MFエンゴロ・カンテの右腕に直撃。リバプールの選手がハンドをアピールするも、主審は受け付けず、VARの確認も介入させなかった。
試合はそのまま0-1で終了したが、英メディア「スポーツ・バイブル」は「ファンにとって、カンテのハンドがPKでない理由が理解不能」と見出しを打ち、「リバプールのファンはPK判定がなかったことに激怒している」と取り上げている。
記事では、「ボールがフランス人選手の伸ばした手に当たって跳ね返った時、リバプールの選手は抗議した。明確に手に当たったにもかかわらず、PKが与えられなかった理由が不明で混乱を招いている」と説明した。結果的にリバプールは“シックスポインター”の一戦を落とし、7位に転落。トップ4の座が遠のくことになった。
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