プレミア強豪対決で“かめはめ波”パフォーマンス チェルシーMFが明かした理由とは?
マウントがリバプール戦で華麗な決勝弾、ゴール後のパフォーマンスが話題
チェルシーのイングランド代表MFメイソン・マウントは、現地時間4日に行われたリバプール戦(1-0)でドリブルから鮮やかな右足シュートで決勝ゴールをマークし、大一番での勝ち点3獲得に貢献した。得点後にはチームメートとともに、“かめはめ波”パフォーマンスを披露。その理由を明かしている。
トーマス・トゥヘル監督就任後にリーグ戦7試合無敗(4勝3分)と好調を維持するチェルシーは、リバプールとのアウェーゲームに臨んだ。0-0で迎えた前半42分、フランス代表MFエンゴロ・カンテのロングフィードに抜け出したマウントが左サイドからドリブルでカットインし、右足でシュート。カーブのかかった一撃がゴール右隅に決まり、試合の均衡が破れた。
マウントはゴール後、イングランド代表DFベン・チルウェルに向かって“かめはめ波”を放つゴールセレブレーションを披露して注目を浴びている。自身のツイッターでも「Kamehameha!」と加工した画像を投稿した。
これはアニメ好きのフランス代表DFクルト・ズマに影響を受けて生まれたパフォーマンスだったようだ。マウントは英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで次のように語った。
「アウェーゲームに向かうフライトで、僕とチリー(チルウェル)はよくクルト・ズマの後ろに座っているんだ。彼は飛行機の中でいつもアニメを観ている。それを僕らも後ろから観ていたから、あのセレブレーションをすることにしたんだ。僕はチリーに、僕か彼が得点した時はあれをしようと言っていた。今日は僕が得点した。あれはズマのためでもあったよ」
マウントはチルウェルと一緒にパフォーマンスを考えていたという。なお、チルウェルはツイッターで、マウントのセレブレーションについて「Hadouken(波動拳)」と投稿している。
マウントのゴラッソが決勝点となり、チェルシーはリバプールを1-0で下した。これで勝ち点を47に伸ばして暫定4位に浮上。トゥヘル体制でのリーグ戦無敗記録を「8」に伸ばした。一方、敗れたリバプールは本拠地アンフィールドでクラブ史上初の5連敗と泥沼に陥っている。