スウォンジー戦では代役ウジョアが爆発

　25日に行われたトットナム対ウェスト・ブロムウィッチ戦が1-1のドローに終わったことで、2位トットナムとの勝ち点差が「7」に開いた。もしユナイテッド戦に勝利すれば、チームはその瞬間に悲願の初優勝を果たす。だが、この歴史的な一戦になるかもしれない大一番を、ヴァーディはピッチの外から見守るしかなくなったのだ。

　ヴァーディ不在が不安視された24日のスウォンジー戦も、代役FWレオナルド・ウジョアが2得点を挙げるなど4-0の大勝を飾り、エース不在でもチーム力が落ちないことは証明されている。ここまで日本代表FW岡崎慎司とともに抜群の連携を披露し、ゴールを量産してきたヴァーディがレスター躍進の立役者であることは間違いない。そんな絶対的エースがタイトル獲得の瞬間をピッチで迎えられないのは、少々心残りになるかもしれない。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images