元伊代表MFマルキージオに政界進出の動き 市長の後継者として民主党から擁立か
市長選が10月に延期される可能性が高いことからも準備期間は十分
元イタリア代表MFで、長年ユベントスで活躍したクラウディオ・マルキージオ氏に、政界進出の動きがあるという。イタリア紙「ラ・スタンパ」が報じている。
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マルキージオ氏はユベントスの下部組織から育った生え抜きで、「イル・プリンチピーノ(小さな王子)」とも呼ばれた。2018年に契約満了になると、イタリア国内やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で対戦する可能性のあるクラブへの移籍を拒否。ロシア1部ゼニトで1シーズンプレーした後、親日家であることからJリーグ入りも噂に挙がったが、現役を引退した。
マルキージオ氏は、1月に有罪判決を受けたキアラ・アッペンディーノ市長の後継者として、イタリア民主党から擁立される動きがあるという。アッペンディーノ市長は、2017年に市内の広場で行われたCL決勝戦のパブリック・ビューイングで起こった死亡事故について、過失致死罪が認定されて執行猶予付きながら禁錮18カ月が言い渡されていた。
この件についてマルキージオ氏は「真剣に検討している」状態にあるという。新型コロナウイルスの影響により、市長選が10月に延期される可能性が高いことから準備期間もあり、その注目が高まっている。
長年プレーしたユベントスの本拠地トリノで、マルキージオ市長が誕生する可能性は十分にあると言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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