左利きなのに“右足ゴラッソ”! バルサ仏代表、“足で”キャリア50点に「謎データ」
国王杯で先制ゴールのFWデンベレ、左右の“足で”通算50点に到達
バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレが現地時間3日に行われたセビージャとの国王杯準決勝の第2戦で“得意の右足”で先制ゴラッソをマークし、勝利に貢献した。バルセロナは2点ビハインドから3-2の大逆転で決勝進出を決めている。
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バルセロナは準決勝第1戦を0-2で落とし、崖っぷちに立たされていた。逆転のために3点が必要ななかで、反撃の狼煙を上げるゴールを決めたのがデンベレだった。
前半12分、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが中央から左サイドにかけてドリブルで突破し、デンベレとのワンツーパスでペナルティーエリアに突入を試みた。パスはDFにカットされるも、そのこぼれ球をデンベレが粘ってキープ。フランス代表FWはキックフェイントで間合いを図ると、一瞬の隙をついて右足を振り抜く。虚を突かれたGKは一歩も動けず、シュートはゴール左上隅の絶妙なコースに決まった。
デンベレのゴラッソに対し、アイルランドの有料スポーツチャンネル「プレミア・スポーツ」のツイッターは「ウスマン・デンベレがラブリーなシュートで先制点」と称賛。英サッカー情報サイト「Squawka」のツイッターによれば、このゴールはデンベレにとって足で決めたキャリア通算50点目(ヘディングで1点)であるという。
その内訳は右足が28得点で、左足が22得点。本人曰く利き足は左だが、PKやFKを右足で蹴ることでも知られ、過去のインタビューで「左利きだけどシュートは右足のほうが上手い」と語ったエピソードも有名だが、その言葉を裏付ける“謎データ”となっている。
なお、バルセロナは後半アディショナルタイムに元スペイン代表DFジェラール・ピケのゴールで追いつき、延長前半5分にはデンマーク代表FWマルティン・ブライトバイテがヘディングシュートを決めて勝ち越しに成功。0-2からの大逆転勝利で、決勝へと駒を進めた。