香川真司、PAOK移籍後初スタメン初アシストに称賛 「アメージング」「頼もしすぎ」
前半14分、ペナルティーエリア内で相手を引き付けてニヌアの先制弾をお膳立て
ギリシャ1部PAOKのMF香川真司は、現地時間3月3日に行われたPASラミアとのギリシャカップ準々決勝第2戦で移籍後初の先発出場。前半14分には先制点を演出し、移籍後初アシストをマークした。チームは1-1で引き分けたが、2戦合計スコア6-3でベスト4に駒を進めている。
ホームでの第1戦で5-2と大勝したPAOKは、加入後公式戦6試合すべて途中出場だった香川を敵地での第2戦でスタメン起用。4-2-3-1のトップ下に入ると前半14分に早速ゴールに絡む。
敵陣でボールを拾った香川は左サイドに展開して、ゴール前へ上がる。ガーナ代表DFババ・ラーマンからパスを受けたギリシャ代表FWクリストス・ツォリスがゴールライン際をえぐってマイナスの折り返しを供給。ペナルティーエリア内でボールをキープした香川が敵を引き付けて冷静に後方に流し、最後はMFニカ・ニヌアがペナルティーアーク内から狙いすましたグラウンダーのシュートをゴール左隅に流し込んだ。
先制点をお膳立てした香川について、PAOK公式ツイッターは「シンジ・カガワがPAOKの選手として初アシストを供給」と速報。ファンからも「アメージング」「頼もしすぎ」「ボックス内であんなにフリーにしちゃダメな選手」と声が上がっていた。
試合は後半7分に失点して1-1で引き分けたが、PAOKが2戦合計スコア6-3で制して、準決勝進出を果たしている。
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