最下位に逆転負けのミラン本田に伊メディアの評価真っ二つ 「トップ下で新たな人生」「決勝FKを与えた」

「本田は整理されていた」

 サッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、本田のプレー内容は悪くなかったとしつつ、最後のベローナの決勝点を生んだハンドを重要視して「5点」の低評価を与えた。

「彼の強烈なシュートがメネズのゴールを呼び込んだ。存在感が大きいとは言えなかったが、ブロッキ監督からの指示をリスペクトしたようだ。最後の場面でハンドで決勝フリーキックを与えたため、採点はこうなる」

 試合終了直前に本田が犯したハンドで与えたフリーキックを直接決められてスコアが動いたことが採点の根拠とした。同サイトでも、最高点はGKドンナルンマで「7点」とされた。DFアバーテ、DFマッティア・デシリオ、MFマウリ、FWメネズが「6点」で並び、最低点はFWバッカの「4点」となっている。

 痛恨のハンドで敗戦の引き金となったが、トップ下でのプレー内容は現地メディアでも評価されている。右太もも負傷で離脱したMFジャコモ・ボナベントゥーラの詳しい診断結果が出るとされているが、今季残り日程で継続的にチャンスを得られる可能性は少なからずありそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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