“CL3連覇”守護神、レアル時代を回想 「クラブは私を完全に信じてくれなかった」
PSGに在籍するGKナバスが語る「ファンのサポートには永遠に感謝し続ける」
パリ・サンジェルマン(PSG)のコスタリカ代表GKケイラー・ナバスは、レアル・マドリード時代にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を経験しているが、マドリードではクラブから全幅の信頼を寄せられているとは感じていなかったと、当時のことを回想している。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
ナバスはスペインのレバンテで台頭し、2014年にレアルへ引き抜かれた。加入当初はバックアッパーだったが、元スペイン代表GKイケル・カシージャスが移籍した15年にレギュラーに定着すると、CL3連覇に貢献した。
15年夏の移籍市場ではマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘア獲得のためのトレード要員となったが、移籍期限内に取引が完了できず、破談となったためにナバスのレアル残留が決定。ナバスは涙を流して残留を喜ぶなどレアルへの愛情を隠そうとはしなかった。それでも18年にベルギー代表GKティボー・クルトワが加入して出場機会を減らし、19年夏にPSGへ完全移籍した。
ナバスはレアルファンや同僚からの愛情は常に感じていた一方で、クラブ内からは評価されていなかったと感じていたという。PSGのオフィシャルマガジン内でのインタビューで胸の内を明かしている。
「パリではみんなからの愛情を感じている。スペイン(マドリード)ではクラブの一部の人たちが私を完全に信じていないように感じていた。移籍したにもかかわらず、レアル・マドリードのファンが示してくれたサポートに私は永遠に感謝し続けるだろう。そして、マドリードのチームメートもいつも僕を信頼してくれていた」
PSGでは「すべての人が僕を信じてくれている」と信頼を感じているナバス。レアルでは多くのタイトル獲得に貢献したが、クラブ内での評価を得られないことにもどかしさを感じていたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)