レバンドフスキ以上の評価 遠藤航が週間ベスト11選出「ブンデス最難関のフィルター」
今節のベストイレブンに選出された遠藤がレバンドフスキら差し置き最多ポイントを記録
シュツットガルトの日本代表MF遠藤航が、現地時間2月27日のブンデスリーガ第23節シャルケ戦でリーグ初ゴールを含む2得点2アシストの大活躍で5-1の勝利に貢献した。ブンデスリーガ公式は今節のベストイレブンを発表。遠藤はバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキらトッププレーヤーを凌駕する数値を記録した。
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今季デュエル勝利数でリーグ1位を誇る遠藤は、守備的MFとして不動のレギュラーに定着しているが、シャルケ戦では攻撃面で存在感を放つ。前半10分、右コーナーキックを右足ボレーで叩き込み、ブンデス1部初ゴールをマーク。同26分にも、再びCKの場面でMFゴンサロ・カストロのキックがファーサイドまで流れると、フリーになった遠藤が左足で確実に押し込んだ。
得点だけにとどまらず、3-1で迎えた後半43分には中盤から縦パスを送り、MFフィリップ・クレメントが反転からの左足シュートを決めて追加点。さらに後半アディショナルタイムにも、遠藤のパスを受けたMFダニエル・ディダヴィが強烈なミドルシュートを叩き込み、5-1で大勝した。遠藤は2得点2アシストのハイパフォーマンスだった。
ブンデスリーガ公式サイトは3月1日に今節のベストイレブンを発表し、4-3-3システムで遠藤はアンカーとして選出された。加えて、独自のポイント制で、レバンドフスキや、ドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョらトッププレーヤーを差し置き、28ポイントで遠藤が最高値を獲得している。
記事では、「もしチャンスをモノにし、チャンスを生み出す習慣が定着し始めたら、ブンデス最難関のフィルターとなり、あらゆるチームのリストに名を連ねることになるだろう」と、今後も攻守にわたり継続的な結果を残せば、世界的なトッププレーヤーの仲間入りをすると太鼓判を押していた。遠藤の評価はドイツ国内でもうなぎ登りとなっている。