“魂のストライカー”鄭大世、対戦して「手強かった」3人のディフェンダーは?

マリノス時代のDF中澤佑二、元ブラジル代表DFルシオ、浦和時代のDF闘莉王【写真:Getty Images】
マリノス時代のDF中澤佑二、元ブラジル代表DFルシオ、浦和時代のDF闘莉王【写真:Getty Images】

闘莉王のゲーム内における“巧さ”の前に、得意のヘディングとポストプレーで苦労

 鄭大世は、中澤氏と並んで「やりづらかった」選手に元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏の名前を出した。デュエルを厭わない闘志あふれるディフェンスはもとより、ゲーム内における“巧さ”にも手を焼いたという。

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「もちろんヘディングが強くて、背負った時の感覚でその強さが分かります。ただ、闘莉王さんも中澤さんも審判を味方に付けるのが巧いので、勝ったと思ったらファウルを取られたりします。僕はクリアボールをキープするのが結構得意なんですけど、キープする時に、トラップと同時に足を後ろから蹴られるから収まらないんですよね(笑)」

 37歳となった今なお、パワフルかつ熱いプレーで観る者を魅了する鄭大世。世界トップクラスのDFたちとの対戦は、血となり肉となっているのは間違いない。

※取材はビデオ会議アプリ「Zoom」を使用して実施。

[PROFILE]
鄭大世(チョン・テセ)/1984年3月2日生まれ、愛知県出身。川崎―ボーフム―ケルン(ともにドイツ)―水原三星(韓国)―清水―新潟―町田。J1通算181試合・65得点、J2通算63試合・35得点、北朝鮮代表通算33試合・15得点。敵を弾き飛ばす驚異的なフィジカルと、闘争心あふれるプレーでゴールを陥れる“魂のストライカー”。2010年の南アフリカ・ワールドカップに出場するなど、豊富な経験を新天地・町田の勝利のために還元する。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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