ゴール前で「ミナミノのような落ち着きが不足」 サウサンプトンの決定機逸に現地嘆き
サウサンプトンはエバートンに0-1敗戦でリーグ9戦未勝利…南野は負傷により欠場
サウサンプトンは現地時間1日、プレミアリーグ第26節でエバートンと対戦し、敵地で0-1と敗れた。これでリーグ9戦未勝利と泥沼状態にあるなか、現地メディアは試合終盤の決定機逸について「イングスとミナミノが見せるような落ち着きが足りない」と指摘している。
今季終了後までのレンタル契約で加入した南野は、第23節ニューカッスル戦(2-3)で新天地デビューを果たすと、いきなり移籍後初ゴールを決める活躍を披露。さらに第25節チェルシー戦(1-1)ではビッグクラブ相手に貴重な先制点を奪い、チームの連敗記録ストップに貢献した。
現地時間23日に行われた第18節延期分のリーズ・ユナイテッド戦(0-3)に途中出場した南野だが、試合中にハムストリングを負傷したと報じられ、今節の欠場が決定。エバートン戦では前半9分にあっさりと先制点を許し、終盤には立て続けに決定機を迎えるも、最後までネットを揺らすことなく敗戦した。
サウサンプトン専門メディア「Saints Marching」は公式ツイッターを更新し、MFムサ・ジェネポが迎えた終盤のビッグチャンスに注目。「ジェネポの後半のパフォーマンスを踏まえれば、ゴールという報酬に値しただろう。滅多にないような素晴らしい動き出しだったが、この試合最大の決定機で最後のフィニッシュ精度が欠けていた」と、複数人が連動してシュートチャンスを迎えた後半39分のシーンを振り返っている。
また、続けて投稿し「イングスとミナミノが見せるような落ち着きが不足している」と、ゴール前の局面で冷静さを欠いていたと指摘した。サウサンプトンはこれでリーグ9戦未勝利(1分8敗)と泥沼状態から抜け出せず、深刻な得点力不足も解決できない状況が続いている。
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