ドルトムントSDの後継者に同胞ケール氏 現在は“修行中”、引き継ぎは2022年夏か
長年SDを務めてきたツォルク氏に代わって元独代表DFケール氏が就任濃厚視
ドイツ1部ドルトムントで敏腕SD(スポーツディレクター)として活躍してきたミヒャエル・ツォルク氏に、後継者ができることになるという。ドイツ誌「キッカー」が報じている。
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元ドイツ代表MFのツォルク氏は現役時代にドルトムントで活躍し、日本で開催された1997年のトヨタカップでは先制点を決めてクラブ世界一獲得に貢献した。引退後はクラブでSDを長年務めてきた。
その敏腕SDの後継者と目されるのが、同じく現役時代にドルトムントでプレーした元ドイツ代表DFセバスティアン・ケール氏だという。2002年から15年までドルトムントでプレーして引退。その後、指導者ライセンスを取得していた。
ツォルク氏は「この決定は私にとって驚くべきことではない。セバスティアンと私は1年半以上の間、非常に緊密に、そして信頼して一緒に働いてきた。そして私たちはこれから1年半の間それを続ける。彼は今、多くの重要な経験を積んでいるが、自分自身のアイデアも持っている。何を実践できるかを見極める必要がある」として、現在は後継者としての経験を積んでいると話した。
ドルトムントの強化部門で大きな存在感を放ってきたツォルク氏は、2022年夏に引退すると見られている。その立場は、クラブで長年貢献してきたケール氏に引き継ぐ形になり、ドルトムントの伝統を守っていくことになるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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