堂安&奥川所属ビーレフェルト、監督解任を検討か 独紙報道「批判が高まっている」
ドルトムント戦の敗戦でノイハウス監督の進退問題が浮上か「信用は失われ…」
日本代表MF堂安律とMF奥川雅也が所属するビーレフェルトのウーベ・ノイハウス監督が、成績不振により解任される可能性があるとドイツ紙「ビルト」などが報じている。
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ビーレフェルトは、2月27日に行われたブンデスリーガ第23節でドルトムントと敵地で対戦。前半は0-0で折り返すなど健闘したが、後半に入って立て続けに失点し、結局0-3で敗れた。これで5戦連続未勝利、自動降格圏内にいる17位マインツとの勝ち点差もわずか「1」と厳しい状況に追い込まれている。
GKシュテファン・オルテガも試合後の現地メディアでの取材で、「僕らにはバイエルンやドルトムントのようなクオリティーはない。6、7人が頑張って、他の選手は休んでいても勝てるようなチームじゃない。そのことに気づくべきだ」と、チーム全体でのさらなる奮起が必要だとの見解を述べている。
一方、ドルトムント戦後に「本当にクソみたいな試合だった。他になんて言ったらいいんだ? ものすごくストレスが溜まっている。0-0で折り返した後、またゲームを壊してしまったのだから。吐き気がする」とのコメントを残したノイハウス監督だが、「ビルト」紙は指揮官の現状について、「ノイハウスは、仕事を失うかもしれない。彼は昨年のクリスマス前の時点で解任寸前の状況にあったが、シャルケ戦での勝利(1-0)で救われた。しかし、ここ数週間で彼に対する信用は失われ、クラブ内では批判が高まっている。我々が得ている情報によれば、ビーレフェルトは月曜日にもノイハウスの進退に関して決断を下すようだ」として、クラブ内ではすでに指揮官交代についての話し合いが行われていると報じている。
さらにドイツのサッカー専門誌「キッカー」は、関係者から得た情報として「クラブは月曜日午前中の幹部会議で監督の解任を決めた」と伝えている。
仮にノイハウス監督が解任された場合、今季ここまでリーグ戦全23試合に先発している堂安、今冬にザルツブルクからレンタル移籍で加入した奥川の起用にも影響が出るかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)