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「レスターこそ王者に相応しい」 昨季プレミアMVPが宿敵トットナム撃破の”アシスト”を約束
復調の兆しを見せるチェルシーのアザール ロンドンのライバル撃破を誓う
チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは、同じくロンドンをホームタウンとする宿敵トットナムには優勝してほしくないと願っている。日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターが「王者に相応しい」と断言する昨季のリーグMVPは、次節に迎える直接対決でライバルを撃破し、レスターのリーグ初制覇をアシストすると宣言した。チェルシーの公式サイトが伝えている。
アザールは23日のボーンマス戦で、35節にしてリーグ戦初得点を決めた。最終的に2得点の活躍を見せ、ようやく長いトンネルから一歩抜け出した。所属するチェルシーはいまだ9位と苦しむなか、今季のプレミアリーグの優勝をめぐる争いについて、自身の希望を含めた展望を語っている。
「僕らは、トットナムに優勝してほしくないと思っているよ。ファン、クラブ、そして選手たち、みんなだ。フットボールの世界では何が起こるか分からない。僕らはレスターが優勝することを望んでいる。彼らはチャンピオンに相応しい」
復調の兆しを見せるチェルシーの背番号10は、「来週は僕らにとってもトットナムと対戦するビッグゲームが控えている。僕らが勝てれば、彼ら(レスター)にとってもいいことだよね」と、宿敵を撃破して“ミラクル・レスター”の快挙達成の手助けをしたいと語った。
昨季はプロサッカー選手協会(PFA)、フットボールライター協会(FWA)、プレミアリーグが選ぶ年間最優秀選手賞の個人三冠を達成したが、今季は大不振に陥ったアザール。昨季はリーグ14得点10アシストを記録するなど得点を演出し続けたアタッカーは、不振のシーズンの最終盤で、レスターへ絶好のアシストを供給することを誓った。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images