リバプールFW、味方をも騙す“選択”に現地注目 「狙うべきゴール距離を見よ」
リバプールはシェフィールドに2-0で勝利 フィルミーノの決定機に英メディア注目
リバプールは現地時間2月28日、プレミアリーグ第26節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、敵地で2-0と勝利を収めた。ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが貴重な追加点となるオウンゴールを誘発したが、英メディアはフィルミーノがゴール目前で選択した、味方をも騙すパスに注目している。
昨季王者リバプールは今季、一時首位に立ったものの、直近のリーグ戦で4連敗、さらには本拠地アンフィールドでも4連敗中と、大失速で優勝争いから脱落。現在はトップ4入りを目指すなか、最下位シェフィールド相手になかなかネットを揺らすことができなかった。
そんななか、英メディアは0-0で迎えた前半39分の決定機に注目。オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムがドリブル突破から右足のミドルシュートを放ち、相手GKが弾いたボールをフィルミーノが拾う。相手GKもバランスを崩しており、流し込むだけの場面だったが、ここでノールックパスを選択。ゴール前に構えていたセネガル代表FWサディオ・マネも想定外だった反応でバランスを崩し、最終的には相手GKにクリアされた。
英メディア「GIVE ME SPORT」は「ブラジル人FWはゴールから6ヤード(約5.5メートル)の位置でボールを拾い、ゴールは彼の慈悲に委ねられた。しかし、絶好のシュートチャンスにもかかわらず、フィルミーノはシェフィールドの選手にボールを渡してしまった。彼が狙うべきゴール距離を見よ」と説明している。
フィルミーノは1-0で迎えた後半20分に右足のシュートでオウンゴールを誘発する活躍を披露し、勝利に貢献。しかし、トリックプレーで知られるフィルミーノの意表を突くパスは、味方をも騙してしまったようだ。
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