FA杯決勝進出でファン・ハール節が復活!? 「ケガ人さえいなければ我々がリーグ最強」

序盤戦からケガ人に苦しんだ今季のマンU

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が、大量の負傷者さえいなければ今でも“赤い悪魔”がプレミア最強のチームだと絶対的な自信を明かしている。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 今季のユナイテッドは序盤戦から負傷者の多さに悩まされてきた。序盤に右足を骨折したルーク・ショーをはじめ、愛弟子のドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーや主将のFWウェイン・ルーニーが膝を負傷するなど、主力選手が相次いで長期離脱。20歳のFWアンソニー・マルシアルや18歳のFWマーカス・ラッシュフォードなど若手が台頭し、FAカップでは決勝に進出しているが、リーグでは来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得圏外の5位。その他のカップ戦もすでに敗退した。

 こうした結果は、大量の負傷者がいなければ起こり得なかったと指揮官は主張している。

「みんながフィットしている時は、我々はリーグでも一番だった。その後、14人が負傷した。フルバックのポジションは両サイドとも負傷者がいた。この問題を解決することはできなかった」

 ファン・ハール監督は、さらに「それでも、私たちはここにいる。戦い続けている。FAカップはファイナルにたどり着いた。我々は3つのコンペティションを戦っていた。今季最も多くの試合をこなしたチームだと思う。14人の負傷者がいて、とても小さなグループで戦ってきた」と語り、限られた戦力での戦いに胸を張っている。

 

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