「ベイルの衝撃」 復活の2G1Aに英メディアが満点評価「最高のパフォーマンス」
トッテナムはバーンリーに4-0で快勝、ベイルが全ゴールに絡む活躍
トッテナムは現地時間2月28日、プレミアリーグ第26節でバーンリーと対戦しホームで4-0と快勝を収めた。先発出場したウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、2ゴール1アシストの活躍を披露した。英メディアは殊勲のベイルに対し、10点満点の評価を与えている。
直近のリーグ6試合で1勝5敗と不振に陥っているトッテナムだが、一筋の希望の光となっているのが今季レアル・マドリードから期限付き移籍で復帰を果たしたベイルだ。UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32のヴォルフスベルガーとの2試合では、計2ゴールを記録していた。
バーンリー戦でもイングランド代表FWハリー・ケイン、韓国代表FWソン・フンミンとともに3トップの一角として先発に名を連ねた。すると試合開始早々の前半2分、ソン・フンミンの左サイドからのクロスを受けたベイルが右足でゴールに流し込み先制点を奪った。
さらに前半15分、ベイルが前線に長距離のスルーパスを供給。抜け出したケインが追加点を決めた。そして3-0で迎えた後半10分、左サイドからダイアゴナルにボールを運んだソン・フンミンのパスを受けたベイルが、トラップ後に左足で流し込んだ。同25分にピッチを退いたものの、ベイルは2ゴール1アシストと殊勲の活躍を披露した。
英メディア「フットボール・ロンドン」は「ベイルの衝撃」と見出しを打ち、バーンリー戦に出場した選手を採点。ベイルに対しては10点満点の最高評価を与え、「67秒でスコアボードを動かした際、ソンのクロスに完璧なタッチで合わせた。また、壮観な50メートルのパスでケインの2得点目を生み出した」と説明した。
また、チームの3点目にも関与する働きを示し、全ゴールに絡んだと伝え、「2ゴール1アシスト、そして残りの1点にも携わった。最高のパフォーマンスだ」と惜しみない賛辞を送っていた。レアルで不遇の時期を過ごし、復帰直後のトッテナムでもベンチを温める機会が多かったが、シーズン終盤に差しかかったタイミングでベイルが“本格始動”している。