「日本人GKが脅威を撃退」 17戦連続出場の川島永嗣、首位リール戦の好守に仏紙注目

首位リール相手に好セーブを見せたストラスブールGK川島永嗣【写真:Getty Images】
首位リール相手に好セーブを見せたストラスブールGK川島永嗣【写真:Getty Images】

敵地で首位リールと1-1、GK川島はフル出場で勝ち点1獲得に貢献

 フランス1部ストラスブールに所属する日本代表GK川島永嗣は現地時間2月28日、リーグ・アン第27節の首位リール戦に先発出場。アウェーでの1-1ドローに貢献したなか、試合中に見せたセーブシーンが現地メディアで「日本人ゴールキーパーが脅威を撃退」と伝えられている。

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 今季の川島は開幕2試合に先発後、8戦連続で出場なし。だが第11節モンペリエ戦(3-4)で9試合ぶりにゴールマウスを守ると、そこから今節のリール戦まで17試合連続でフル出場を続けている。今月20日で38歳となるベテラン守護神は、フランスでワールドクラスの選手を相手に日々奮闘しているが、今節は首位を走るリールとのアウェーゲームに臨んだ。

 パリ・サンジェルマン(PSG)、リヨン、モナコと熾烈な上位争いを繰り広げるリールに対し、ストラスブールは前半36分にFWリュドビク・アジョルクが先制点を奪う。失点したことで攻勢に出るホームのリール。同42分、リールは左CKから193センチのオランダ人DFスベン・ボトマンが打点の高いヘディングシュートを見舞うも、ゴール上部に飛んだボールを川島が右手で触り枠外にそらした。

 このプレーをフランス紙「ル・フィガロ」は、「日本人ゴールキーパーが脅威を撃退」と速報。フランス紙「レキップ」も、「カワシマが右手でクロスバーの上へ落ち着いてそらす」と伝えている。

 その後も耐え続けたストラスブールだったが、後半41分にリールDFジョゼ・フォンテに同点弾を決められ1-1のドロー。惜しくも敵地での金星を逃したものの、シュート14本を放たれ、70%近いボールポゼッションを許した試合で川島は最後の砦として奮闘していた。

 第27節終了時点で16位のストラスブールは、2部との入れ替え戦に回る18位ニームと勝ち点「5」差。1部残留へ向けて、ベテラン守護神・川島の活躍に注目が集まる。

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