ブラジル人Jリーガーが語る“元同僚”久保建英の凄み 「恐れ知らずの若者」

FC東京のブラジル人MFアルトゥール・シルバ【写真:高橋 学】
FC東京のブラジル人MFアルトゥール・シルバ【写真:高橋 学】

FC東京MFシルバが日本サッカーに言及「年を追うごとに大きく進化している」

 FC東京のブラジル人MFアルトゥール・シルバが母国メディアのインタビューに応じ、日本のサッカーについて言及した。ブラジルとの違いに触れるとともに、元同僚の日本代表MF久保建英についても語っている。

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 2019年1月にブラジル2部ヴォトゥポラゲンセから期限付き移籍でFC東京に加入したシルバは当初、日本のサッカーのリズムに苦戦。それでもトップチームとU-23チームで実戦を積み重ねながら着実に順応し、2020年シーズンから完全移籍へと移行した。

 今季開幕戦の浦和レッズ戦(1-1)では、アンカーとして先発出場し後半30分までプレー。さらなる飛躍を期すなか、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」のインタビューに応じ、日本サッカーの印象について語っている。

「年を追うごとに大きく進化しており、海外から選手を輸入していることも、進化へと繋がっている。日本人選手は戦術を遵守し、選手は要求されたプレーを遂行する。それが日本のスタイルであり、諦めずに最後まで戦い切る。

パスやキックが少ないサッカーではあるが、日本人選手も含め、どんどん進化している。ブラジルは、もっと大胆なサッカーで、フィニッシュまでやり切る意識が高く、ドリブルを恐れないが、(ブラジル人選手を獲得することで)日本のチームにもこれは持ち込まれている」

 また、2019年に約半年間、同僚として共闘した久保についても言及。シルバは「恐れ知らずの若者だった。リスクを背負って大胆にプレーしていた。若く才能があり、ミスをしても挑み続けた。彼はこの国を去ったが、日本サッカーは発展し続ける」と振り返っており、日本の若き逸材のポテンシャルに太鼓判を押していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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