本田ライバルの負傷離脱に嘆き節のミラン監督 今節の「トップ下先発候補」は明言せず

「すべての選択には批判の余地がある」

「誰がより最適かではない。中盤の3人と誰をプレーさせるか決める時、司令塔はこの3人とより息が合う選手でなければならない。ボアテングの方が合う時もある、なぜなら、中盤の3人との連携でより保証がある。一方で他の状況では、本田のようなプレースタイルが必要になることもある。2人は違う選手。皆さんが見ても分かるように、異なるサッカーを表現する個々のプレースタイルを持っている。私の(トップ下の)選択は、常に3人の中盤との関係につながっている」

 トップ下の人選については、中盤の3ボランチとの関係性によると強調していた指揮官。念を押すように「すべての選択には批判の余地があるもの。それぞれに考えがある。3人の中盤と司令塔は、選手のプレースタイルを見て決める」と語った。

 今季後半戦で主力を務めたとはいえ、1得点3アシスト。特に昨季の第7節以降、リーグ戦で合計1得点という”背番号10”本田の乏しい数字に、ブロッキ監督は信頼を置くことができないのだろうか。この苦境を打破するためには、とにかくピッチで結果を残し、実力を証明するしかないだろう。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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