マンC、コロナ禍で驚異の“20連勝” ペップも自画自賛「最も偉大な成果の一つ」
ウェストハムに2-1勝利、公式戦20連勝を達成
マンチェスター・シティは現地時間27日のプレミアリーグ第26節でウェストハムを2-1で下し、公式戦20連勝を飾った。コロナ禍での過密日程や選手のコンディション調整が難しいなかで記録した驚異の連勝記録を、ジョゼップ・グアルディオラ監督も「我々の中でも最大の偉業」と自画自賛している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
ホームにウェストハムを迎えたシティ。この日はセットプレーの二次攻撃から2得点を奪った。
前半30分にベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの糸を引くような正確なクロスから攻め上がっていたポルトガル代表DFルベン・ディアスのヘディングが決まって先制すると、1-1で迎えた後半23分にはアルジェリア代表MFリヤド・マフレズの右からの折り返しをイングランド代表DFジョン・ストーンズが右足で蹴り込み、勝ち越しに成功。センターバック2人のゴールで勝利をもぎ取った。
プレミアリーグ首位を走るシティは、これで第14節サウサンプトン戦からリーグ14連勝。カップ戦も含め、公式戦全体では20連勝となった。チームを率いるグアルディオラ監督は昨年から続くコロナ禍での過密日程などの状況を考えれば、驚異的な記録だと語っている。
「この時期、この時代、この状況で20連勝を達成したのは我々のキャリアの中でも最も偉大な成果の一つであることは間違いない。
もちろん、それがタイトルの獲得を意味するわけではないが、イングランドで最もタフなこの冬の時期、3から4カ月もの間、コロナや怪我人の状況もあるなかで、1週間の休みはなく3日おきに試合を行ってきた。このような状況で勝って、勝って、勝ち続けるというのは精神的な強さだ」
スペイン人指揮官はチームのメンタルの強さを称賛し、驚異の公式戦20連勝を称えた。デイビッド・モイーズ監督率いるウェストハム相手に苦戦したが、そのなかでも勝利を逃さない安定感は健在だった。