「プレッシャーは酸素」 トッテナムの低迷で“モウリーニョ節”炸裂「我々の命」
周囲から重圧を受けている状況に独自の表現で言及「問題はプレッシャーのないとき」
ジョゼ・モウリーニョ監督率いるトッテナムは直近のプレミアリーグ6試合で5つの黒星を喫し、9位に沈んでいる。モウリーニョ監督に対するメディアやサポーターからのプレッシャーも大きくなっているが、ポルトガル人指揮官は「プレッシャーは酸素のようなもの」と、むしろなくてはならないものだと考えていると持論を明かした。英公共放送「BBC」が報じた。
昨年12月には一時リーグ首位に立っていたトッテナムだが、徐々に失速。直近6試合は1勝5敗という状況で、9位まで順位を落としている。カラバオカップ(リーグカップ)では決勝進出、UEFAヨーロッパリーグでも16強に駒を進めているが、国内リーグでの不調で指揮官に対する批判の声も上がっている。
しかし、モウリーニョ監督はそうした重圧は問題にならないという。マンチェスター・ユナイテッドを解任され、2019年11月にトッテナムの監督に就任するまでの1年間に仕事を休んでいた時に「問題を感じていた」と語るように、むしろ“プレッシャーがない状況”に危機感を覚えるという。
「問題はプレッシャーのないときだ。それは酸素のようなもの。我々にとっての命だ。目標もなく、プレッシャーを感じていない監督がこの世界にいるとは思えない」
世界の第一線で活躍してきたモウリーニョ監督にとって、周囲から受ける重圧は“力の源”になっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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