「変態トラップ」 川崎MF三笘、“ネイマール級”美技にファン驚嘆「バケモンすぎ」
横浜FMとの開幕戦で躍動、後半に見せたワンプレーが話題
昨季J1王者の川崎フロンターレは26日、リーグ開幕戦で横浜F・マリノスとホームで対戦し、2-0と快勝を収めた。連覇へ向けて好発進を切ったなか、プロ2年目のMF三笘薫が後半に見せた“スーパートラップ”が反響を呼んでいる。
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新型コロナウイルスの影響により、20チーム編成で争われる今季のJ1リーグ。この日、昨季王者の川崎と横浜FMが激突する“神奈川ダービー”が、他のカードに先駆けて唯一開催された。攻撃的なスタイルを持ち味とする両者は、序盤から鋭く相手ゴールに迫るシーンを作り合ったが、“王者”川崎が先に試合を動かす。前半21分、敵陣右サイドの深い位置でMF脇坂泰斗とMF田中碧がパス交換。その間にDF山根視来がインナーラップを仕掛けてペナルティーエリア内に侵入すると、脇坂から送られた浮き球のパスを右足ヒールで後方に流し、最後はMF家長昭博が左足ボレーでネットに突き刺した。
さらに川崎は同43分、田中が右サイドでFWレアンドロ・ダミアンとのワンツーで抜け出しクロスを供給。ニアサイドに飛び込んだ家長がヘディングで合わせて、2-0とリードを広げた。
これらのゴールシーンには絡んでいない三笘だったが、相手守備陣の脅威になり続けた。なかでも後半26分のワンプレーは圧巻だった。右サイドからのクロスボールをペナルティーエリア内のニアサイドで受けると、三笘はキックフェイントのような形でショートバウンドを足に吸い付くようにトラップすると、左に鋭く切り返して並走していた相手マーカーを振り切りシュートチャンスを迎えた。このプレーは残念ながらオフサイドの判定となり、得点にはつながらなかったが、ゴール前の局面で見せた滑らかなトラップは三笘の技術の高さを感じさせるものだった。
このシーンを「DAZN」公式ツイッターが「#三笘薫 のスーパートラップ!!」と綴って映像を投稿。ファンからは返信欄や引用ツイートで、「変態トラップ」「和製ネイマール」「上手すぎ」「異次元になりだしてる」「バケモンすぎ」「神プレー」など感嘆の声が並んだ。昨季はJ1ルーキー最多タイ記録となる13ゴールを奪った三笘。2年目の今季は、さらに進化した姿を見せてくれそうだ。