川崎がJ1開幕戦で横浜FMと激突、美しい展開から家長が2021年ファーストゴール

　2021年J1リーグが26日に開幕し、昨季王者の川崎フロンターレがホームの等々力陸上競技場に横浜F・マリノスを迎えた。攻撃力が持ち味の両者が激突した試合は前半21分にスコアが動いたが、川崎らしいパスワークからの一撃にファンからは「崩しうますぎ」「初っぱなからエグい」など、2021年ファーストゴールに称賛の声が上がっている。

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　新型コロナウイルスの影響により、20チーム編成で争われる今季のJ1リーグ。この日、昨季王者の川崎と横浜FMが激突する“神奈川ダービー”が、他のカードに先駆けて唯一開催された。攻撃的なスタイルを持ち味とする両者は、序盤から鋭く相手ゴールに迫るシーンを作り合ったが、先にスコアを動かしたのは川崎だった。

　前半21分、敵陣右サイドの深い位置でMF脇坂泰斗とMF田中碧がパス交換。その間にDF山根視来がインナーラップを仕掛けてペナルティーエリア内に侵入すると、脇坂から送られた浮き球のパスを右足ヒールで後方に流すと、最後はMF家長昭博が左足ボレーでネットに突き刺した。

　複数人が連動した流れるようなパスワークから生まれた2021年のリーグ初ゴールを、Jリーグ公式ツイッターが速報すると多くのファンが反応。「崩しうますぎ」「今シーズンファーストゴール兼今シーズンベストゴール」「かっこよ」「今年初っぱなからエグいって」「ゴールがいちいちシャレオツ」「その折り返しはえろい」など称賛の声が多く寄せられた。

　昨季歴史的な快進撃を見せた川崎だが、その勢いは今季も続いているようだ。