54歳キング・カズ、“生涯・サッカー人”をFIFA公式で宣言 「離れることはない」
新シーズンの開幕日となった2月26日に54歳の誕生日
J1リーグの横浜FCに所属する“カズ”こと元日本代表FW三浦知良は、2021年シーズンのJリーグ開幕日となった2月26日に54歳の誕生日を迎えた。プロ36年目、若き日と変わらぬ意欲を見せる“キング”は、「サッカーから離れることはない」とFIFA(国際サッカー連盟)公式サイトのインタビューで語っている。
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1986年にブラジルのサントスFCとプロ契約を結んだカズ。90年までブラジルでプレーし、その後、日本に帰国して1993年に開幕したJリーグの象徴的な選手として活躍した。セリエAのジェノア、クロアチアのザグレブ、オーストラリアのシドニーFCでもプレーし、2006年からは現在の横浜FCでプレーしている。
今年1月11日に契約を更新し、プロ36年目のシーズンに挑むことが決まったカズ。「FIFA.com」のインタビューで、「プレーしたいと思っていたから、横浜FCからオファーを受けた時、それほど決断に時間はかからなかった。心と体と相談して決めた」と、現役続行に迷いがなかったことを明かしている。
また、プロ入り当初は54歳までプレーするとは「想像していなかった」と明かし、今後のキャリアについても自身の考えを口にしている。
「毎年サッカーに全力を注いできたからこそ、ここまでできた。ほかの選手よりも長くプレーしているから、サッカーへの情熱とピッチ上での振る舞いを伝えられると思う。現時点でコーチになることは考えていない。ただ、サッカーから離れることはないし、何かしらの形でサッカーに関わっていくと思う。あと、どのくらいプレーするのか、分からない。明日までかもしれないし、2~3年かもしれない」
横浜FCは27日の開幕戦で北海道コンサドーレ札幌と対戦。カズの新たなシーズンが幕を開ける。
(FOOTBALL ZONE編集部)