ドルトムントSD、ハーランド敏腕代理人の発言に反論 「どのクラブも選べない」
ツォルクSDは代理人ライオラ氏の「獲得する余裕のあるのは10クラブだけ」発言に反論
ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの去就をめぐる問題に多くの視線が注がれるなか、選手の代理人とクラブ側の意見が割れているようだ。ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSDが、“スーパーエージェント”のミノ・ライオラ氏の発言に反論したとスペイン紙「マルカ」が報じた。
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クリスティアーノ・ロナウドらトップスターを多く顧客に抱える辣腕のライオラ氏は、今をときめくハーランドの代理人も務めている。引く手あまたのノルウェー代表ストライカーについて、ライオラ氏は英公共放送「BBC」で「(ハーランドを)獲得する余裕のあるのは10クラブだけ」と発言し、ドルトムントからのステップアップとなれるクラブは限られていると発言していた。
しかし、ツォルクSDはこれに対し、「ハーランドはドルトムントの後にどのクラブも選ぶことができないし、選ばないことは明らか」と反発。ライオラ氏の「10クラブだけ」という部分についても否定した。
「我々はアーリングがここにいることに満足している。ここ数試合でもいくつものゴールを決め、その価値を証明してくれた。私が言えるのは、我々は彼と一緒に計画を進めていくということだけだ。彼がここで居心地の悪さを感じているとは思えない」
先日、シャルケとの“レヴィア・ダービー”では圧巻のジャンピングボレーを叩き込んで大勝に貢献するなど毎試合のように得点して、ドルトムントで不動の存在となっているハーランド。ビッグクラブによる争奪戦が報じられる一方で、ツォルクSDは残留を強調していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)