内田篤人氏、PAOK香川の華麗ターンを絶賛 「俺も頭では分かってるけどできない」
ラミア戦で相手を背負いながらワンタッチでかわすシーンを解説
昨年8月に現役を引退した元日本代表DF内田篤人氏が、自らMCを務めるスポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」の中で、今年1月にギリシャ1部PAOKに移籍したMF香川真司について言及。華麗なターンを「俺も頭では分かっているけどできない」と称えた。
鹿島アントラーズで長年活躍した内田氏は、昨年8月23日のJ1リーグ第12節ガンバ大阪戦を最後に現役引退。その後は日本サッカー協会(JFA)が新設した「ロールモデルコーチ」に就任し、若年層の強化および普及に関わる活動に参加するとともに、「DAZN」の新番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」のMCを務め、欧州で戦う日本人選手の活躍を解説している。
「#20」の番組内では、長年日本代表で共闘した、1歳年下の香川が途中出場した現地時間2月20日のリーグ第23節PAOK対ラミア戦(4-0)を振り返った。登場直後の後半21分、香川に縦パスが入った際、背後から鋭い寄せでプレッシャーを受けたが、右足でトラップすると同時に左へ回転して相手選手を置き去りに。そのままドリブルで駆け上がっていったシーンを、内田氏は「このターン、クッと足首(でうまくコントロールしている)。ディフェンスも全部ひっくり返るから」と説明した。
香川は別の場面でも相手を背負いながら華麗なターンで相手をかわしており、「上手いね。ディフェンスの前に、足と体を先にクッと入れるのよ、左足で。俺も頭では分かってるけどできない」とテクニックを絶賛した。
PAOK加入後、まだスタメン出場のない香川だが、試合終了間際にも味方へのクロスやチャンスでゴール前に顔を出しており、結果を残してアピールしたいところだ。
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