「サポーターの方と一緒に」 STU48谷口茉妃菜、徳島ヴォルティスに馳せる“郷土愛”
2021年シーズンは昨季チーム得点王の垣田裕暉に牽引役を期待
――新シーズンを迎えるにあたっては、リカルド・ロドリゲス監督(→浦和レッズ)や清武功暉選手(→FC琉球)らがチームを去り、ダニエル・ポヤトス新監督体制となりました。J1の舞台でどんな戦いを期待しますか?
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「ロドリゲス監督はヴォルティスのために尽くしてくれた方だと思うので、寂しいですけど、(新天地で)頑張ってほしい気持ちもあります。個人的には、昨年のJ1昇格を果たす立役者の1人だった垣田裕暉選手(J2リーグ3位の17得点を記録)には、ゴールをたくさん決めてもらって今年もチームを引っ張っていってほしいなと思います」
――昨年は同じSTU48メンバーの今村美月さん、田中皓子さん、矢野帆夏さんとサンフレッチェ広島のホーム最終戦(柏レイソル戦/0-1)を観戦されました。久々にスタジアムに足を運んで、サッカーを見るポイントなどは少し変わりましたか?
「ヴォルティスを見ていた頃から私も大きくなったので、また違った風に感じました。雪が降っていて寒かったんですけど、つい熱くなって、試合に釘付けになる自分がいました。野球は(バッターが)打ったあとの場所を見ることが多いですけど、サッカーの場合は“裏の裏”をかくのがポイントな気がして、ボールを持っている選手以外のところも意識するようになりました。それを考えると、いろんな見方ができますよね。戦略の立て方が野球と真逆だなと思います」
――一緒に観戦したメンバーとはどのように楽しみましたか?
「サッカーを見る機会があまりなかったメンバーもいたので、ピッチ横の席で、『ボールが飛んできそうだね』『面白いね』と言いながら、応援ボードを出しながらワイワイして(笑)。選手の方と同じ目線で、自分がパスを出すような感覚になったり、コーナーキックも目の前で臨場感を味わいました。テレビで見るのとはまったく違って、サポーターの方が声援を送っている中に自分も入るような感覚で、一体感がすごく良かったです」
――もし自分がサッカーをやるとしたら、どのポジションが合いそうですか?
「ポジションによってどんな性格が合うのか、調べてみたんです(笑)。いいんじゃないかなと思ったのは、ゴールキーパーでした。普段はマイペースなんですけど、スポーツになると熱くなって負けず嫌いなところが出るので、意地でも相手のシュートを止めてやろうという気持ちが出るかな、と。痛そうですけど、怖がらずに止めに行くと思います」