サッキ氏も来季招聘を推している智将

　現在、シニシャ・ミハイロビッチ前監督を解任後に誕生したクリスティアン・ブロッキ監督が指揮するミランだが、その誕生の過程はシルビオ・ベルルスコーニ会長による独断専行が色濃い。ミハイロビッチ監督の在任中にベルルスコーニ会長、強化責任者のアドリアーノ・ガリアーニCEOとアリゴ・サッキ元監督による三者会談が開かれた際には、サッキ氏が今季をミハイロビッチ前監督で乗り切り、来季からディ・フランチェスコ氏を就任させる案を推していたとも報じられている。

　イタリアで名声を得つつある智将は、来季ミランの指揮官に就任することになるのだろうか。本田の去就と合わせて注目の存在になりそうだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images