歴代プレミア優勝チームランキングを米誌発表 「圧倒的」な1位に輝いたのは?
4~6位はチェルシーが立て続けにランクイン
米誌「GQ」がプレミアリーグ歴代優勝チームのランク付け企画を実施。トップ3には、2連覇を果たした2017-18、18-19シーズンのマンチェスター・シティ、日本代表MF南野拓実(現サウサンプトン)も優勝メンバーの一人となった昨季のリバプールが入っている。
現在のプレミアリーグは1992-93シーズンからスタート。過去28シーズンでマンチェスター・ユナイテッド(13回)、チェルシー(5回)、マンチェスター・シティ(4回)、アーセナル(3回)、リバプール(1回)、ブラックバーン(1回)、レスター・シティ(1回)の7クラブがタイトルを獲得している。
ランク付けにあたり、「GQ」誌は、単に各優勝チームがそのシーズンに獲得した勝ち点や勝敗だけではなく、優位性やゴール数、失点数、対戦相手の強さなども考慮。2003-04シーズンのアーセナルが、プレミア唯一の“無敗優勝”を成し遂げているにもかかわらず8位となっている理由を、「73得点とそれほど多くのゴールを挙げられなかったことや、26勝と勝利数も多くはなかった」と説明している。
4位から6位は上から順に、2004-05シーズン、2016-17シーズン、2005-06シーズンのチェルシーが選ばれた。ジョゼ・モウリーニョ監督(現トッテナム監督)に迎えて、わずか15失点、クリーンシート25回、当時最多の29勝をマークした04-05シーズンと比較すれば劣るものの、05-06シーズンのチェルシーも「22失点、クリーンシート20回、ホーム戦19試合中18勝などを記録し、素晴らしい成功を収めた」と綴っている。また、2016-17シーズンについては、「スロースタートを切っていたチームだが、ジエゴ・コスタとエデン・アザールが2人で計36ゴールを挙げるなどして、アントニオ・コンテ監督の下で調子を取り戻し、勝ち点93、リーグ30勝と目を見張る成績で優勝した」と評した。
3位に入ったのは、リバプールとの接戦を制し、リーグ2連覇を達成した2018-19シーズンのシティだ。95ゴール、ラスト14試合全勝など素晴らしい成績を残している。また、失点もわずか「23」に抑えており、記事では、「攻撃的MFにタレントが揃うなか、チームを中盤の底から支えた」と、この年のキープレーヤーにブラジル代表MFフェルナンジーニョを挙げた。