インテルに突如出現した「ヨガトモ師匠」 移籍後初得点のイタリア代表FWに「僕がヨガを教える」と腕まくり

「コンディション向上に僕がヨガを教える」

「エデルは僕のルームメートだし、彼のゴールは本当に嬉しいですよ。彼がもっと良いコンディションでプレーできるように、僕はヨガを教えなければいけませんね!」

 嬉しい初ゴールを決めたルームメートに対して、長友流のコンディションアップの秘訣であるヨガの伝授を宣言した。長友は持病の腰痛克服のために、明治大学時代から専属トレーナーの木場克己氏に師事。体幹トレーニングを続け、ワールドクラスのフィジカルを作り上げたが、最近は体幹トレーニングに加えてヨガを新しいトレーニング法として導入している。

 緊張状態の試合中にも余計な力や雑念を省くためのルーティーンとなっているが、ハリルジャパンでもヨガマスター・長友にハノーバーMF清武弘嗣らがすでに“弟子入り”。後輩に手順を授けるなど、インテル最古参となった「ヨガトモ」はチームでも代表でも周囲に好影響を与えている。

 今節のナポリ戦を未消化の3位ローマに対し、インテルは残り3試合で勝ち点差が4と肉薄したものの、UEFAチャンピオンズリーグ出場権を得るのは厳しい状況にある。それでも、最後まで可能性を残すためにも、期待の新戦力に対して秘伝のヨガを伝授して得点力アップを図るもようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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