冨安健洋の“進化”に現地注目 ボローニャ2年目の活躍を称賛「特に順応している」
CB&SBをそつなくこなすユーティリティー性を評価「監督にとってのジョーカー」
イタリア・セリエAのボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋は、現地時間27日のリーグ第24節ラツィオ戦で左サイドバック(SB)起用が浮上しているという。地元紙「イル・レスト・デル・カルリーノ」が、「ミハイロビッチにとってのジョーカー」と報じている。
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冨安は今季センターバックで起用されることの多いシーズン前半戦を過ごしたが、チーム事情もあり後半戦は主に昨季までと同様の右SBでプレーしている。一方で、試合中の選手交代に伴い左サイドに移動することもあった。
要求に応じて高度な適応力を見せる冨安について、同紙では「シニシャ・ミハイロビッチ(監督)にとってのジョーカー。彼は全てのDFのポジションでプレーする方法を知っている」と称えられ、「ラツィオ戦で、恐らく左SBとしてプレーするだろう」と、次戦での起用法にも言及している。
そのうえで冨安について「どこでもできる。それがトミの強みだ。ボローニャでの2シーズン目において、特に順応している。監督は様々なポジションのカバーをリクエストする」と、着実に進化を遂げている22歳DFのユーティリティー性を評価した。
強豪ラツィオとの一戦で、冨安は左SBとして対峙することになるのか。イタリアでの2シーズン目は、プレーに柔軟性のある万能型DFという側面がより高く評価されていると言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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