名古屋へ覚悟の移籍FW柿谷曜一朗、開幕ダッシュに闘志 「ゴールという形で…」
名古屋に新加入のFW柿谷 開幕戦を前にオンライン取材に応じる
名古屋グランパスに新加入した元日本代表FW柿谷曜一朗が24日、J1開幕戦となるアビスパ福岡戦(28日)を前にオンラインで取材に応じた。今季セレッソ大阪から加入したアタッカーは、「個人としてはゴールという形でチームを助けたい」と、開幕ダッシュに向けて意気込んだ。
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昨季、J1リーグ3位と躍進した名古屋の“目玉補強”として加入した柿谷。C大阪の下部組織で育ち、伝統の背番号「8」をつけていたが、今季は初めての国内移籍を決意して名古屋に加入した。名古屋でも思い入れの深い8番を背負い、ストライカーとして得点量産に期待がかかる。
開幕戦の相手は今季からJ1に昇格した福岡。赤とオレンジのユニフォームを身に纏って臨むデビュー戦に向けて「最初の試合なので、お互いに力は入るかなと思うけれど、良いゲームができるように良い準備ができれば」と力を込めた。
キャンプから新チームへのフィットを心がけてきた。昨季はJ1で3位、今季はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)への挑戦もあるなかで、マッシモ・フィッカデンティ監督の下、トレーニングを積んだ。
「移籍してきて早くチームに馴染もうとしているなか、マッシモ監督になってからスタイルが確立されている。そこについていけるようにトレーニングしてきた。個人としてはゴールという形でチームを助けたい」
今季はMF齋藤学やMF長澤和輝ら6人の大型補強を行った。相手の福岡MF前寛之も「日本を代表するストライカーだと思うし、技術で言えばトップの選手。開幕戦では注意したい」と柿谷を警戒する。名古屋で新しい柿谷の“色”を出すことができるのか。注目の一戦となりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)