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ゴルフで腰痛疑惑のベイルがレアルを救う圧巻2発! 3-2逆転勝利で優勝戦線に残る
故障のロナウド、ラモス、モドリッチ温存策があわや裏目に
レアル・マドリードが薄氷の逆転勝利で優勝戦線に踏みとどまった。第35節の敵地ラージョ・バジェカーノ戦でジデネィーヌ・ジダン監督は前節ビジャレアル戦で右太もも裏を痛めたFWクリスティアーノ・ロナウドをベンチ外に温存し、主将のDFセルヒオ・ラモスら主力をベンチに置いた。序盤に立て続けの失点を喫するなどターンオーバー策が裏目に出かけたが、ゴルフでの腰痛疑惑でビジャレアル戦を欠場していたMFギャレス・ベイルが面目躍如の2得点などで何とか3-2とし、勝ち点3を積み上げた。
この日、ジダン監督は前節のビジャレアル戦で試合終了間際にオーバーヘッドキックを試みた際に右太もも裏を痛めたロナウドをベンチ外とした。またUEFAチャンピオンズリーグ準決勝のマンチェスター・シティ戦を見据えてセルヒオ・ラモス、MFルカ・モドリッチもスタメンから外すターンオーバーに出た。
しかし序盤、この策が完全に裏目に出た。前半7分、右サイドを崩されるとMFアドリアン・エンバルバに決められて先制点を許す。その7分後にはコーナーキックの混戦をFWミクに詰められ、いきなり0-2と2点ビハインドを負った。その後も中盤と最終ラインの連携が取れずに広大なスペースを与えて、カウンターからピンチをたびたび招いた。
逆転優勝のためには勝利が必須のレアルは個の力で逆襲する。同35分、右CKからベイルが頭で合わせて1点差とする。スピードスターには逆風が吹き荒れていた。先週末のオフにゴルフを何と36ホールも回った後、腰痛を訴えた。ウェールズの自宅の庭に有名コースを再現するほどの熱狂的なゴルファーはビジャレアル戦を欠場する羽目になり、メディアから批判を浴びていた。
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