「ミナミノたった1人」 新生チェルシー“唯一の被弾”に海外記者も熱視線「注目に値」
チェルシーがCLで難敵アトレティコに1-0勝利、堅守が光るトゥヘル新体制
チェルシーは現地時間23日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1戦でアトレティコ・マドリードと対戦し、1-0と勝利を収めた。好調を維持するスペインの難敵を相手にクリーンシートを達成したなか、海外記者は日本代表MF南野拓実の“偉業”に注目している。
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新型コロナウイルス感染拡大の影響により、チェルシーにとってアウェーゲームとなる第1戦はルーマニアの首都ブカレストで開催された。アトレティコは現在リーガ・エスパニョーラで首位に立っており、今季加入のウルグアイ代表FWルイス・スアレスがゴールを量産するなど高い攻撃力を誇っているが、チェルシーはクリーンシートで封じ込めた。
これでトーマス・トゥヘル監督の就任後、公式戦で6勝2分と無敗を維持。智将はピッチ全域を利用した多彩な攻撃サッカーの信奉者として知られるが、シーズン途中就任となったチェルシーでは守備の整備に取り組んでおり、8試合でわずか2失点に抑えている。そのうちの1失点はプレミアリーグ第23節シェフィールド戦(1-2)で、チェルシーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガーによるオウンゴールだったため、対戦相手に決められたのは第25節サウサンプトン戦(1-1)で南野が決めた先制弾のみということになる。
CLアトレティコ戦の結果を受けて、英メディア「The Athletic」のサイモン・ジョンソン記者は自身の公式ツイッターで「トゥヘル体制の8試合において、対戦相手で得点したのはミナミノたった1人だ。注目に値する」と投稿し、新生チェルシーの強固な守備を崩したのが南野だけであると強調。海外記者にとっても、インパクトの残るゴールとなっているようだ。