グリーズマンのバルサ移籍は「間違い」 元仏代表DFが見解「アトレティコ時代は…」
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バルサOBのマテュー氏が語る「アトレティコにいた時と同じレベルにない」
フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、2019年夏のバルセロナ加入以降、期待されたような活躍が見せられていない。クラブOBである元フランス代表DFジェレミー・マテュー氏はスペインラジオ局「RAC1」のインタビューで、同選手のバルサ移籍は誤りだったとの見解を示している。
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現在29歳のグリーズマンは、レアル・ソシエダでプロデビュー。5シーズンを過ごした後、2014年にアトレティコ・マドリードへ活躍の場を移すと、在籍5シーズンで257試合に出場し、133ゴールの活躍を見せるなど主軸として活躍した。2017-18シーズンにUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇を経験すると、フランス代表としても18年ロシア・ワールドカップ(W杯)優勝を果たし、19年夏からバルセロナに在籍している。
ただカンプ・ノウでは、絶対的エースでキャプテンでもあるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを中心としたバルセロナの攻撃スタイルへの適応に苦戦。昨季は公式戦通算15ゴールのみで、今季リーガ・エスパニョーラではここまで22試合6ゴールという状況だ。
マテュー氏は「RAC1」で、そんなグリーズマンについて、「アトレティコにいた時と同じレベルにない。バルセロナと契約したのは間違いだったと思う。アトレティコ時代は、彼はチームにとって重要なピースだったが、今、バルセロナで彼がそのような存在かどうか私には分からない」と語っている。
新型コロナウイルスによる財政難もあり、バルセロナは思うような結果を出せていないグリーズマンを放出するのではないかとの報道も浮上している。アトレティコ時代のような輝きを放ち、今季苦戦が続くバルセロナを救う活躍を見せられるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)