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先制弾で3-0勝利に貢献の香川に独紙も高評価 「アクティブで、創造性に富んでいた」
先制ゴールとチーム3点目を導くクロス
ドルトムントは23日、ブンデスリーガ第31節でシュツットガルトと対戦し3-0で快勝した。3試合連続フル出場を果たした日本代表MF香川真司の今季8点目などで3-0の勝利を収めた。香川は3試合連続フル出場。14日間で5試合目という過密日程の中で奮闘。独メディアからは「アクティブで、創造性に富んでいた」と賞賛され高評価をゲットした。
独地元紙「レヴィア・シュポルト」の採点(1が最高、6が最低)でチーム単独3位の2.5点だった。寸評では香川の積極性と得点への関与が絶賛されている。
「日本人にとってはとても満足のいく試合だった。左サイドのムヒタリアンからのボールをファーポストで合わせて1-0とした。得点は大きなチャレンジというわけではなかったが、その他のプレーではとてもアクティブで、創造性に富んでいた。3-0とした場面でも、彼のクロスが事実上のアシストで、ラモスのシュートのこぼれに最後はムヒタリアンが任務を遂行した」
香川の得点をアシストし、チーム3点目のゴールも挙げたMFムヒタリアンがチームトップの1.5点。2試合連続得点の17歳MFプリシッチが2点で続いた。チーム最低点はキャプテンマークを巻いて先発したMFロイスで平均以下といえる4点が付けられた。
独地元紙「ルールナハリヒテン」紙の採点でも香川はチーム3位の2.5点だった。ここでも3得点全てに関与したMFムヒタリアンで1.5点でチーム最高点。同じくMFプリシッチが2点、香川は2.5点となった。FWラモス、守護神GKビュルキら5人が3点。MFロイスとDFソクラティスの3.5点が最も低い点数だった。
チーム得点王のFWオーバメヤンやMFギュンドアンといった主力不在が負傷離脱する中で、香川は起用に結果で応えた。リーグ戦は残り3試合で首位バイエルン・ミュンヘンとの勝ち点差が7と逆転は厳しい状況だが、復調した「小さな魔法使い」は奇跡の逆転へ向けて再び輝きを放っている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images