「ハラグチは出て行くだろう」 昇格に暗雲…ハノーファー現地メディアが原口の去就に注目
原口は今季限りでハノーファーを退団か…現地報道
ブンデスリーガ2部のハノーファーに所属する日本代表MF原口元気について、現地メディアは今季限りで同選手がハノーファーを退団する可能性が高いと報じている。
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ハノーファーは、21日に行われたブンデスリーガ2部第22節でデュッセルドルフと対戦し、2-3のスコアで敗戦。今季開幕前は1部昇格候補と目されていたが、自動昇格圏内の2位フュルト、さらに1部16位との入れ替え戦に臨める3位ボーフムとの勝ち点差はともに9にまで開いてしまい、来季のブンデスリーガ昇格は厳しくなっている。
こうしたハノーファーの状況について、ドイツメディア「Sportbuzzer」は、「今季の目標だった1部昇格は、ほぼ間違いなく達成できない。今やハノーファーは、来季も2部で戦うことを想定しなければならない」と既に昇格のチャンスはほとんどないと指摘。さらに、「仮にもう1シーズン2部で過ごす場合、とりわけ心配なのは中盤だ。ゲームメイカーのゲンキ・ハラグチは出て行くだろう」として、原口の退団の可能性についても触れている。
2018-19シーズンからハノーファーに在籍する原口は、今季ここまでリーグ戦全試合に出場して4ゴール6アシストを記録。主にトップ下のポジションで起用され、攻撃の牽引役を担ってきた。しかしその一方で、ハノーファーとの契約が今年6月末で切れるにもかかわらず契約延長の発表がいまだになされておらず、その去就に注目が集まっていた。
同紙によると、原口とハノーファーは、これまで複数回にわたって契約延長に関する話し合いを行い、その席上で原口から、1部に昇格した場合にのみ契約を延長してハノーファーに残留したいとの考えがクラブの首脳陣にすでに伝えられているという。こうした原口自身の希望と現在のチーム状況を考え合わせると、今夏でのハノーファー退団が濃厚ということのようだが、果たして原口とハノーファーはどういう決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)