スアレスは「史上最高のストライカー」 チェルシー監督、獲得に動いた過去を告白
トゥヘル監督、PSGを率いた昨季にスアレス獲りに動いたことを明かす
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督はパリ・サンジェルマン(PSG)を率いていた昨季、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(アトレティコ・マドリード)の獲得に動いていたことを明かした。ドイツ人指揮官は「史上最高のストライカー」とスアレスを絶賛している。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じている。
トゥヘル監督は2018年からPSGの指揮を執っていたが、昨年のクリスマスイブに解任。年明け後の1月末にフランク・ランパード前監督の後任としてチェルシーにやってきた。就任後、プレミアリーグでは4勝2分と好調を維持している。
チェルシーは23日にUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16第1戦でアトレティコ・マドリードと対戦する。トゥヘル監督はアトレティコのウルグアイ代表FWスアレスを、PSGに連れてこようとしていた過去を明かしている。
「(スアレス獲得の)可能性はあった。我々は彼がバルセロナを退団するという噂を聞いていた。歴史上、そして現在世界最高のストライカーの1人に興味を持たない人がいるかい? 我々は最善を尽くしたよ」
スアレスはスペイン残留を選んだが、トゥヘル監督は“世界最高”と高く評価するスアレスをチームに加えたいと考えていたという。なお、報道陣からはチェルシーの指揮官となった今もスアレス獲得に関心があるかと問われたが、「分からない。それはあの時の話だ。彼は今アトレティコとの契約があり、考えることではないと思う」と明言は避けた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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