ルカクは「ロナウドを想起させる」 “世界最高のFW”と海外メディアが称する理由は?
ミラノ・ダービーで1973年以来となる4試合連続ゴールをマーク
インテルのベルギー代表FWロメル・ルカクは今季リーグ戦17ゴールを挙げ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス/16ゴール)を抑えてセリエAの得点ランキング首位に立つ。海外メディアは、全盛期を謳歌する27歳を「世界最高のストライカー」と称している。
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ルカクはエバートンで結果を残し、2017年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。2017-18シーズンに16得点、翌18-19シーズンに12ゴールを挙げるも、批判の対象にされることも少なくなかった。
しかし、インテル移籍初年度の昨季はリーグ3位の23ゴールを記録。今季は17ゴールで得点ランキング1位に立ち、リーグ首位のチームを力強く牽引している。
現地時間2月21日のセリエA第23節ミラン戦では、1得点1アシストを挙げて3-0の勝利に貢献。このダービーでの活躍も踏まえ、米メディア「Deadspin」は「ロメル・ルカクは世界最高のストライカー」との見出しで取り上げている。
「インテルはライバルのミランを上回っている。それは、ロメル・ルカクがミランではなく、インテルでプレーしているからだ。スピード、力強さ、思い切りの良さは元ブラジル代表FWロナウドを想起させる。ルカクがペナルティーエリア内でボールを持っていたら、ゴールは運命のように感じる。そのフィニッシュ力はただただ残忍だ」
米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」によれば、ルカクは1973年の元イタリア代表MFロメオ・ベネッティ以来となるセリエAでのミラノ・ダービーで4試合連続ゴールを記録した選手として名を刻んだという。
インテルを2009-10シーズン以来のスクデット(セリエA優勝)に導けば、“世界最高”の評価にも現実味が増してくるかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)