打ち合い必至の大一番 熱戦の予感漂うJ1首位川崎と3位浦和の等々力決戦!
1年越しのリベンジに意気込む石原
また、元スロベニア代表FWズラタンが、シドニーFC戦で右足関節捻挫によって負傷交代し、この川崎戦は欠場となる。昨季の等々力での対戦では1-1の引き分けに持ち込む同点ゴールを決めたFWの欠場は痛手だ。
一方、そのゲームで右膝前十字靭帯損傷の重傷を負ったFW石原直樹にとっては、約1年越しのリベンジの舞台になる。「等々力でやり返したい」と意気込む男が、浦和の切り札になりそうだ。
互いに攻撃力を武器とするチームで、川崎の18得点はリーグトップで浦和の12得点はリーグ3位。その一方で、その内訳はやや異なる面を見せている。川崎はここまでのリーグ得点ランキングトップ10(同数の選手もいるので15人がランクイン)に、4選手が名を連 ねている。
浦和はFW興梠慎三が5得点でランク2位につけているのみだ。浦和はMF武藤雄樹とMF李忠成の2人がリーグで2ゴールを挙げ、全体の75%を“KLMトリオ”のゴールに頼っている。その点も、このゲームにどう反映されるかが注目の一つだ。